今日で42歳になりました。

さて、ネット広告媒体を利用している話は X や、昨日の日記で書いているのですが、今日は225万インプレッションありました。

昨日と同じく、アプローチしているのは 関西圏にいる40歳~60歳の男性。理由は管理職とかで、会社の決裁権に近いだろうという見込みから。

表示回数に比べてクリック数が少ないのは、スマホへの配信をやめてPCのみへの配信にしたからです。平均クリック単価も値段上がってるし、同じ費用でクリック数が倍以上のスマホ配信にしない理由ですが。 まぁ、クリックされても表示される画面がちっさいし操作性悪いというのもあるのですが。

ほぼ、野球とかのスポーツ記事からの流入だったのですが。よーく考えると、スマホで野球とかのスポーツ記事見てる40歳~60歳の男性となると。なんというか土木とかの一人親方とか、日雇いのおじさん達も多く見るのでは?となり、『管理職とかで、会社の決裁権に近い』という層にアプローチできてるのかが疑問で。

クリック数の量ではなく、質が大事なので、スマホへの配信を停止してみました。

クリック率が、めちゃんこ低いのですが、株価のニュースや、高級自動車のカタログからのアクセスが大半を占めるようになり、これは間違いなくターゲットにしている層に近づいたと考えています。

今日は、平日でしたが、せっかくの誕生日だし 特に仕事はせずに1日を過ごしました。久々の休暇。

あと、Facebookにこんな投稿をしました。

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さてさて、背水の陣で挑むこの5月ですが、今日20日が誕生日で42歳を迎えました!!!!
なんとか、思っている額の黒字に事業をもっていきたいのですが、苦戦しております。新聞広告は寒いことにはなったものの6月にもう一回載せ直しなので、それはそれでいいとして。じゃあ1ヶ月指を加えて待っているわけにもいかず。某ネット広告媒体も併用しています。 かなり費用対効果のよいネット広告媒体なので、社外秘というか、教えられないのですが。 やっぱり、おもったほどうまくいかない。 理由は色々あります。 まず、企業さん向けに商売をしているので、今日商談をしてその場で契約というのがまず無い。やっぱり、社内で稟議を通してとなるので、今月中の契約というのが取れそうに無い。 うーむ、キャッシュフロー的にきつい。
あと、上場企業などの大企業は、株主配当3%超えるくらいの好景気ですが。うちがターゲットにしている中小企業はそうでもなく、特に大阪は景気が悪い。 コロナ禍の時のゼロゼロ融資(?)の返済が始まっている時期で、それを返済しきれない会社さんが多いらしく、大阪の中小企業は経営がかなり厳しいとの商工会議所からの情報。 うーむ。
正直、今攻めるのは得策じゃないというか。アルプス山脈越えての進軍しているようなものなので、ハンニバルかという状態。
 
そもそも、何故、こんなことになったかというと。どうしても事業規模を拡大しなければならない裏実情があるのです。 まず、私は今年で42歳です、クライアントのことを考えると後継者を探しつつの経営となります。なおかつ、いまは一人親方状態。もし、怪我や病気でもすれば、それだけでクライアントに迷惑がかかってしまいます。なので、後継者もしくは、バックアップ要員がいることが戦略上不可欠となるわけなのですが。 そうなるような黒字ラインにうまく載っていない。現状維持は誰も特をしないので、攻めるしかなかったのです。
 
ちょうど、増援として声をかけられるエンジニアや、凄腕のデザイナとの繋がりもでき、一定の戦力が確保できている状態であったことと、兵糧の関係(デザイナとの契約期間)で、来年以降の勝負はこちらのボールではなかったので、背水の陣で挑む格好になりました。

企業向けのビジネスモデルじゃなくて、パソコン教室みたいな個人向けの商売にしたらどうかという案ももらったりしたのですが。
BtoCの場合、消費者は消費者保護法で守られているので、なんつか、モンスタークレーマーでも出禁にできなかったり。あと、消費者庁という恐ろしい役所がありまして。基本的に、消費者庁から行政指導を食らうと、最悪の場合、金融機関での決済ができなくなることもあって。いまやPaypayやらなんやらいろいろありますやん。ああいった決済手段のブラックリストに載る可能性があるので、返って今の事業規模では個人向けの商売はリスクで。
 
一応、エンジニアの端くれとして。子供の頃からパソコンは得意でしたが、子供心に思ってたのが、昭和の日本の普通の家庭に生まれた男の子が、どんなに頑張ったって、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブスみたいになれるわけないよねっていう、なんていううか、苦痛がありました。
もっと、規模がでかくなれば、こいうパソコンをカチャカチャする業界に志をもつ若者向けのサービスとかも始めて、自分が子供の頃にあった苦痛がないように、夢を見ることができるようにしたいというのはあります。とりあえず、BtoC は、もう少しでかくなれてからです。
 
というか、とっくに、賽は投げられたんです。
独立開業した時点で、数ヶ月以内にこういうことがあることはわかりきっていたことです。

じゃあ、なんで賽を投げたのか。

友人というか知人というか、画家さんと親しくさせてもらっているのですが。その お師匠さんとコーヒーを一緒に飲む機会がありまして。めちゃくちゃ偉い芸術家の方なのですが、そこまで上り詰めるまでの、すごい苦労した話とかを聞かせてもらって 「先生、そんな度胸よくありましたね」と、無邪気に思ったことを言ってしまったのです。 そのときの、先生の言葉が今も忘れられません。「昭和の時代に親の反対を押し切って絵描きになると決めたんだよ。だから、その絵描きになるという決断をする度胸にくらべたら、なんてことないことだったよ。」と、言葉そのとおりの意味で教えてくれました。
 
その先生は、お弟子さんにとても優しく、絵描きで食べていく苦労がいかに大変か知っているだけに、次の世代の絵描きさんが夢を叶えることができるように、熱心にとりくまれていました。
 
わたしは、次の若い世代がスティーブ・ジョブスを目指せるようになんて綺麗事を言っているけど、それができる人間は、覚悟と度胸のある人間だけだと。
絶対に成功するなんて保証はどこにもない。けど、わたしも、先生みたいに、「絵描きで食っていく」という決断と同じ決断をしようと。それが、独立開業した最大の理由でした。夢を叶えたいなら、それくらいの度胸がなくっちゃ駄目なんだと。
 
だから私は戦っています。
 
戦っているというか、なんというのか、勝負している感じです。
 
いまなら、背水の陣をしいて負けて、もし本当に廃業なんてことになっても、いっしょに仕事をしている別の人間に今のクライアントさんを任せてもらうことで迷惑もかからないという裏もあります。
  
わたしには、ビジョンというか夢があります。叶えたいことがあるんです。それは、なんのリスクも無く実現するものではありません。
 
Facebook なので、親はたぶん、この投稿をみてるんだろうと思うのですが。 息子のわたしは、そういう理由で戦っています。さすがにこれで駄目ならもうあきらめます。 けど、どうかチャンスというか、男です戦うことを許してください。 どうかいまやっていることに反対せずに、応援してもらえると嬉しいです。

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そんな1日でした。

投稿者 赤ペンギン

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