さて、先日。メモリー周波数が3200だとFFベンチを完走できないというブログを書きました⇛リンク
最終的に、情報がでそろったので、ドスパラなんば店に相談したのだけど、初期不良の検証は、PCを持ち込めばやってくれるとのこと。ただ、症状を説明すると「CPU温度」を強く言われた。
なんば店の常識として、「虎徹でIntel11世代は冷えない」というのが、通説となっていて。パーツ選定のときも、これを強く言われた。わたくしとしては、TDP65WのCPUが虎徹で冷えないというのが信じられず、WEBでパーツ選定をしてもらっても、クーラーのことは何も言われなかったので、虎徹Mk2を選定したのだけれど。

本当に、CPU温度が原因でメモリ速度が3200で動作しない原因が「CPU温度」なのかを確認するために、ブーストクロックをOFFにする方法(リンク)があったので、温度が上がらないようにして試してみた。結果として。

CPUをフル稼働させた時には、CPU温度が100℃ギリギリで悲鳴をあげている。グラフの左の方は、FFのベンチを2週しているのだけれど、ブーストクロックがかかっていない状態で、温度が70℃ほどと安定している。FFベンチは完走。メモリー速度を3200にしても、問題なく動作し、FFベンチ完走。どうやら、CPU温度だったようである。

ブーストクロックなしでのスコアは、8246。グラボは玄人志向の GG-RTX3060-E12GB/OC/DF 。
ところで、ブーストクロックをきると、どのくらいベンチがさがるか試してみたところ

うーん、ちょっと苦しい。
さすがに、クロック数半分になるので、このスコア。
11700って、リテールファン付属してるけど、ぜったいに冷えないんだろうな(笑)
個人的な感想としては、昨今のOCブームで、無理やりハードウェアを動かすのが流行ってるけど、なんかもうむちゃくちゃやなと(笑) 虎徹って、自作PCでいうと、基本的なスペックのCPUクーラーなのだから、虎徹で冷える冷えないは、ひとつの判断材料だと思う。
if (虎徹で冷える!= (超ハイスペック大容量CPU || 欠陥品)){ 俺、激おこ; } って感じかなぁ。
なんのために、付属してんだよ。このリテールファン。
Intelさんが、あまりに巨塔になりすぎて、誰もIntelに文句つきつけられないってのが招いた産物なんやろうなぁ。そりゃAMD使うわなぁ、玄人自作は・・・。
とーりあえず、CPU温度100℃いってるのに、ブーストクロック解除されないのはおかしいから、BIOSアップデートで対応可能なら、ちょっとやってみて、というか、めっちゃ怒ってるユーザーおるでって、Intelさんに伝えてって言っとこうっと・・・。
追記 そのあと色々試してみた
PCのパーツ構成⇛リンク
Intelの公式ページを読むと、
インテル®・ブースト・テクノロジーが原因でシステムが熱しすぎますか?
コア性能が熱設計電力 (TDP) の電力、温度、仕様制限を高めるので、インテル® ターボ・ブースト・テクノロジーがシステムの温度を高めすぎても問題が発生しない場合があります。場合によっては、インテル® ターボ・ブースト・テクノロジーの実行時にシステムファンが通常より速く回転する場合があります。プロセッサーが電源, 温度, 電流仕様の TDP (熱設計電力: Thermal Design Power) の限界で動作している事を確認してください。
という記載があったので、TDPに関するBIOSの設定をAUTOから、65ワットに変更した

結果の動画が上の動画です。FFベンチのスコアが8000を切っているので、ブーストしない時より下がっています。うーん。

CINEBENCHのスコアは少しよくなりました。
Intel第11世代って、ちょっと難しいCPUだなぁ。
とりあえず、スコアだしたいなら、CPUクーラーの性能がかなり重要なようです。個人的には、OCしてないのに虎徹で冷えないとか、ありえないけど!(ドヤ顔!
ということで、自作PC初心者のトラブルとの戦いは、無事に解決をみて終焉を迎えました。
ご対応いただいた、GIGABYTEサポート窓口 旭エレクトロニクス ギガバイトサポート様
ドスパラWEB サポート様 ドスパラなんば店のスタッフさん。価格COMでコメントくださった方々。
本当にありがとうございました!!!!
追記:現在、BIOSで、TDPのリミッターを75wにして使用しています。虎徹Mk2で冷やせるのはこれが限界でした。ベンチマークは下の画像
